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プロジェクト詳細

南太平洋大学海洋研究施設整備計画(大学施設整備)

南太平洋大学海洋研究施設整備計画(大学施設整備)

フィジー共和国(Republic of Fiji)


1.面積

1万8,270平方キロメートル(四国とほぼ同じ大きさ)
2.人口

924,610人(2021年、世界銀行)
3.首都

スバ
4.民族

フィジー系(57%)、インド系(38%)、その他(5%)

(2007年、政府人口調査)
5.言語

英語(公用語)の他、フィジー語、ヒンディー語を使用
6.宗教

フィジー系はほぼ100%キリスト教、インド系はヒンドゥ教、イスラム教。全人口に占める割合はキリスト教52.9%、ヒンドゥ教38.2%、イスラム教7.8%


(※外務省HPより:2024年1月現在)

 →JICA「国別取り組み」のページへ

フィジー共和国
プロジェクトの紹介

南太平洋に位置するフィジー国の首都スバには、南太平洋大学(USP)をはじめ、多くの大洋州の地域協力機関や国際機関の事務所があり、フィジーはこれら機関の中心的な役割を果たしています。
 南太平洋大学(USP)は大洋州にある12の島嶼国が加盟する国際機関で、社会・経済・自然科学・工学等の学部で構成される大洋州地域の最高学府です。1991年、太平洋島嶼国の共通課題である海洋資源の研究教育機能を拡充するため、海洋研究プログラム(MSP)という独立し た組織を作りましたが、MSPの研究・教育施設や機材の老朽化などにより、MSPの活動が制限される状況にありました。
 このプロジェクトは、施設や機材の整備によりこの状況を改善し、海洋資源の保護、開発、利用に関する知識を提供するとともに、大洋州地域におい て、この分野の人材育成に貢献することを目的として実施されました。

サイト所在地

ヴィティレヴ島スヴァ(首都)

完工年

1997年3月

発注者

南太平洋大学(USP)

​施設概要

<建築>
★海洋研究センター棟(4,054㎡)
-教育研究室、標本管理研究室、コンピューター室、研究実験室、分析研究室、微生物研究室、会議室、図書室、電気工作室、所長室、事務室、トイレ等共用諸室
★附属棟(344㎡)
-水産加工研究室、特殊薬品倉庫、発電機械室 等
★レクチャーシアター(330㎡)
-講義講堂、共用諸室 等
★ワークショップ(576㎡)
-修理関連機械室、研究関連諸室、管理事務諸室、共用諸室 等
★宿泊棟(711㎡)
-学生宿舎、研究者用宿舎、レクリエーションルーム、共用諸室 等
★食堂棟(114㎡)
-食堂、厨房、パントリー、共用諸室 等

<機材>
実験室機材(一式)、海洋調査機器(一式)、漁獲物処理機材(一式)、飼育試験用機材(一式)、
視聴覚機材(一式)、事務機器(一式)他

その他

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