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プロジェクト詳細

ロンプル水産センター建設計画(水産センター整備)

ロンプル水産センター建設計画(水産センター整備)

セネガル共和国(Republic of Senegal)


1.面積

197,161平方キロメートル(日本の約半分)
2.人口

1,732万人(2022年、世銀)
3.首都

ダカール(Dakar)

4.民族

ウォロフ、プル、セレール等
5.言語

フランス語(公用語)、ウォロフ語など各民族語
6.宗教

イスラム教、キリスト教、伝統的宗教

7.国祭日

4月4日(独立記念日)


(※外務省HPより:2024年1月現在)

 →JICA「国別取り組み」のページへ

セネガル共和国
プロジェクトの紹介

セネガル国はアフリカ北西岸に位置し平坦な陸地が広がる、短い雨期と長い乾期のある国です。
 ルガ州のロンプルは首都ダカールと北方の都市サンルイのほぼ中間に位置し、国内の二大漁業生産地の中央に位置しているため、水産資源が豊富でありながらも漁業インフラがほとんど整備されてきませんでした。そのため漁獲物の衛生状態を保つことが出来ず、適正価格での販売が困難な状況でした。また急速に進む砂漠化から、農業から漁業に転向する人口が増加傾向にあります。これらの問題を解決するため水揚げから加工・販売までの施設を新設し、零細漁業の生産と労働条件の改善を目的としたプロジェクトです。
 また本プロジェクトの実施と同時に新たに発足する「ロンプル水産センター管理委員会」をはじめとする各種管理委員会・組合の設立を支援および、これら組合の運営管理・財務管理担当者への手法の研修と利用者に対する啓蒙活動を行うべく弊社専門チームによる「ソフトコンポーネント」業務を実施しました。

サイト所在地

セネガル共和国(西アフリカ圏)ルガ州 ロンプル村

完工年

2007年 3月

発注者

セネガル国 漁業省海洋漁業局

​施設概要

<建築>
(1)水産物加工支援施設
  塩乾物加工場整備(乾燥台・前処理所等)、作業待機所(5棟)、改良型加工用窯、製品・塩倉庫、
  公衆便所、女性集会場、海水井戸、海水高架水槽 等
(2)水産物流通支援施設
  水揚げ荷捌所(294.0㎡×2棟)、製氷/貯氷・保冷庫施設(210.0㎡)、駐車場整備
(3)漁民支援施設
  管理事務所棟(346.4㎡)等、漁民倉庫(778.3㎡)、公衆便所、漁船用灯台タワー
(4)基本インフラ
  電気室、清水タワー、清水井戸、清水高架水槽、井戸ポンプ制御盤室
<機材>
  加工用機材(一式)、荷捌き場用機材(一式)、多目的会議室用機材(一式)、事務用機材(一式)
  漁船安全監視機材(無線機・気象観測計器等 一式)

その他

ソフトコンポーネント(水産センター管理委員会、加工エリア管理組合等設立支援、業務手法研修等)

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