プロジェクト詳細
マラウイ大学農学部水産学科施設整備計画(大学施設整備)
マラウイ共和国(Republic of Malawi)
1.面積
11.8万平方キロメートル(日本の約1/3)
2.人口
2,041万人(2022年:世銀)
3.首都
リロングウェ
4.民族
バンツー系(主要民族はチェワ、トゥンブーカ、ンゴニ、ヤオ)
5.言語
チェワ語、英語(以上公用語)、各民族語
6.宗教
人口の約75%がキリスト教(その他イスラム教、伝統宗教)
7.国祭日
7月6日(独立記念日)
(※外務省HPより:2024年1月現在)
プロジェクトの紹介
マラウイ国は東アフリカに位置するタンザニア、ザンビア、モザンビークの3カ国と国境を接する内陸国です。
マラウイでは、水産物が国民にとって主要な動物性タンパク源で、内水面漁業は重要な役割を持っています。また、マラウイが加盟する「南部アフリカ 開発共同体(SADC)」では、加盟各国に担当する開発協力分野が割り当てられており、マラウイは、水産分野のうち、内水面漁業の幹事国となって います。
マラウイ大学農学部養殖コースは、SADC加盟国内で唯一の修士課程を含む大学レベルの高等水産教育機関で、SADC加盟国からの留学生の受入も 行い、養殖にかかる人材育成を行うことを目的として設置されました。しかし、1994年に新設されたコースであるため、施設は他学科が所有する既存 施設や設備を共用しており、学生の増加に施設の拡張が追いつかず、また、必要な研究・教育機材が整っていませんでした。
このプロジェクトは、この養殖コースの教育施設、養殖関連機材等を整備することで、マラウイ大学農学部の機能を拡充し、養殖教育分野の人材育成に 寄与することを目的として実施されました。
サイト所在地
マラウイ共和国(東アフリカ圏)リロンゲ州 ブンダ(首都近郊
完工年
1999年 8月
発注者
マラウイ国立 マラウイ大学農学部
施設概要
<建築>
★キャンパスサイト(2,219㎡)
-実験室棟、講義棟、教官用研究室棟、管理事務棟、渡り廊下 等
★実地研修サイト(518㎡)
-研修棟、実験室棟、孵化場棟 等
★教官宿舎サイト(140㎡)
-客員教官用宿舎
★学生寮サイト(835㎡)
-男子学生寮
<土木>
貯水池堤防の改修整備(重力式仮締切構造)
既存給水・排水路の改修整備
<機材>
養殖用機材、実験室用機材、調査用機材、視聴覚機材、事務機材、車両 他
その他