プロジェクト詳細
フナフチ港改善計画(港湾・桟橋整備)
ツバル(Tuvalu)
1.面積
26平方キロメートル(東京都品川区とほぼ同じ)
2.人口
11,204人(2021年、世界銀行)
3.首都
フナフティ
4.民族
ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合)
5.言語
英語の他、ツバル語(ポリネシア系言語でサモア語に近い)を使用
6.宗教
主にキリスト教(プロテスタント)、ほとんどの国民がツバル教会(キリスト教プロテスタント系)に属する。
(※外務省HPより:2024年1月現在)
プロジェクトの紹介
ツバルは、広範囲に点在する9つのサンゴ礁島からなる南太平洋の島嶼国です。
国内の航空路線を持たないため、船舶による海上輸送がツバル国民の生 活を根底から支える生命線となっています。政府が運用する島間連絡船は、首都フナフチから各離島に生活必需品を輸送し、離島からフナフチへ水産物 を運搬しており、生活を維持するためには不可欠な存在です。しかし、その島嶼間連絡船が利用するフナフチ港の桟橋の老朽化が進んだため、運搬可能 なコンテナ重量が制限され、また港湾荷役機材の不足により、荷役作業に支障が生じました。
この計画は、フナフチ港における安全で円滑な陸揚げ機能 を改善することを目的としたプロジェクトです。
サイト所在地
ツバル国(大洋州)フナフチ島、フナフチ港湾地区(首都)
完工年
2009年 3月
発注者
ツバル国 天然資源土地省水産局・通信運輸省海運局
施設概要
<土木>
L型桟橋施設整備(上部工:RC/下部工:鋼管杭)
-延長:80mL×16mW+50mL×12mW)
連絡橋(上部工:RC/下部工:鋼管杭)
-延長:51.5mL×8mW
漁船用階段整備、護岸整備、ヤード整備、係留ドルフィン(2ヶ所)、航路標識 等
<陸上施設>
保税倉庫改修(875㎡)、清水タンク(600トン)
<港湾荷役機材>
フォークリフト、トレーラー、牽引車両
その他